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南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

2024年1月3日 この範囲を時系列順で読む

新年あけましておめでとうございます。震度5強をうけましたがオール無事です。

新年あけましておめでとうございます。震度5強をうけましたがオール無事です。

1行目でこの正月を全部いってるけどそのまんまです!

わたくし、普段の居住地が石川中央あたりで、実家が富山西部でして。この年末は普通に帰省し、元日は朝から初売りうろついて、また家に戻って一息ついているところに「令和6年能登半島地震」を受けました。

私は、阪神淡路大震災も、中越地震も、東日本大震災も、だいたい富山か石川のどこかで経験しているんですが、その時は「えらく長い時間、ゆっくりとゆれる」という感じで、戸惑いはしても身の危険を感じるほどではなかった覚えがあります。

今回は、けたたましく緊急地震速報が鳴るまでは過去にも経験がありましたが、いざ揺れ始めたところでじわじわと「これは危ない」と強く身の危険を感じて、周りの家族とともにダイニングテーブルの下に潜り込んでました。大津波警報がテレビで確認したときは、うちはかなり内陸ではあるんですが、大きな河川がそばにあり、二階の窓からずっと川の方を見てました。東日本大震災で川が逆流して津波被害を受けた話が頭にありました。

結果として、幸いなことに今の今まで大きな被害や目に見える損害はなく、その後も今まで通りの生活は送れました。今日になって石川にも戻り、まあまあ食器が落ちて割れてましたが、周囲の店舗はガラスとか壁とかにひびがありつつ普通に営業をしています。パソコンの動作確認がてらこれ書いてます。

富山では、県内では特に被害の大きかった氷見市の給水場や避難所がよく報道されていました。石川では、奥能登で被災している人が直接テレビやラジオの取材を受けて「物資が足りない」と訴えています。別のラジオを聞いたら新潟や福井の救難情報が流れていました。昨晩は羽田の事故中継を呆然と見ていました。なんなら、韓国で政治家の方が襲撃された事件や、ウクライナやガザ地区への武力侵攻の情報も目にします。

ついさっき初詣にもいってきて、どこからどこまで何を祈ればいいのかわからないけど、「これ以上悪くならないように、これから全部良くなるように」と祈ってきました。たぶんこれが自分の抱負でもあるんだと思います。

明るい話ではないので、この日記も書くかどうか迷ったんですが、書いた方が自分の気持ちが落ち着くかなと思ってこれ書いてます。自分もできる範囲で世の困ってる人の助けになりたいな、と思います。

今年もよろしくお願いします。

2023年12月17日 この範囲を時系列順で読む

スケジュール管理やファイル管理に使っているものを、来年に向けて記録しておく。

スケジュール管理やファイル管理に使っているものを、来年に向けて記録しておく。

主な用途は同人活動、イラスト制作依頼、ブログ記事更新など。分野バラバラ過ぎて他の人に意味あるかどうかはわからん。

Qovo - プロジェクト管理サービス

創作活動を前提としたタスク管理ツールです。やることとそのスケジュール管理は、今もQovoに集約しています。

タスクと〆切を登録すると、カレンダーやガントチャートで一覧できるという基本的な進捗管理機能はもちろん、画面キャプチャを録画できたり、テキスト作業なら直接文字数をカウントできたり、ポモドーロ機能があったりと、創作活動のモチベーションに繋がる機能が良いですね。

自分は主に「プロジェクト」機能を使っていて、それぞれに同人誌即売会の参加・イラスト制作依頼・ブログ記事制作というプロジェクトを立ててます。

例えば同人誌即売会プロジェクトなら、参加までにやること(サークル申し込み、移動手段の予約、印刷所の予約など)を「この日までにやらないとな」という日程とともに放り込んで、作業が終わったら完了とする。イラスト制作なら納品締め切り、ブログ記事制作なら公開日を起点にほぼ同じ使い方です。そうしておくと、締め切りが近くなるとメールなどで「もうそろそろやれや」とリマインドしてくれるんですよ。

Qovoの何が便利かって、有料版であればこれらの締め切り通知がLINEアプリにも送れること。これはホント他のタスク管理サービスにないんだよな~。

メール通知やブラウザ通知にリマインドする機能なら、Qovoを含めた主要なタスク管理サービスにもありますが、他は主に英語圏ターゲットかつビジネスユースなのでLINEアプリ通知はないんだよね……国産かつ創作活動をターゲットにしたQovoならではの機能だと思う。

(ちなみに他サービスでもがんばればLINE通知を飛ばせるんですが、がんばらないといけないのだ…)

難点は本体の更新と運用アカウントが2019年から止まってること……。機能は十分とはいえ保守管理の面で不安が残るので、今はいつサービス停止してもいいように覚悟して、ちょっとずつ比重を変えてます。

Notion - Wiki、ドキュメント、プロジェクトがつながるコネクテッドワークスペース

あとで振り返りたいドキュメント資料や、同人誌の在庫管理に使っています。

Wiki機能に制作のために集めた資料や、作品の設定メモとか放り込んでます。また、四則演算ができるデータベース機能があるので、同人誌の在庫管理とか、イベント参加経費のメモも移行しようかなと奮闘中です。

最近は同人活動でも活用している人が増えているのか、ネットにも様々なテンプレートが公開されてて便利です。自分が導入したのはこちら。

Notionでガチ目の在庫管理テンプレ作ってみた!!!

ちょっと複雑な構造ですが、「いつのイベントで、どの本が、何部はけたのか」まで管理することを前提としていて、自分の目的にマッチしました。

難点としては、Notionはスケジュールやタスク管理機能はあっても、締め切り前のリマインド機能がほぼないんですよね……それもあったらQOVOからの完全移行もできたなーと。

あとは、ページひらくときにちょっと重いかな。がんばれば個人サイトとして公開もできますが、表示のもたつきが気になるのでそこまでは考えてない感じです。

Nextcloud

個人サイト用に借りてるレンタルサーバを、DropboxやGoogleドライブみたいなクラウドストレージにできるやつ。

制作ファイルやサイズの大きいドキュメントのオンラインバックアップに使ってます。バックアップする場所はなんぼあってもいいからね。

たぶんこれ、現代の個人サイトユーザーなら感じているだろう「借りてるサーバの容量余り過ぎててもったいない」問題を解決できる。個人サイト程度の容量なら、長年運営してても現代のレンタルサーバ容量に対して10%も使ってない人も多いのでは。

導入についてはそのうち詳しい記事書きます。

現行で使ってるのはこのあたり。スケジュールやタスク管理は、来年くらいに別ツールに移行するかもしれない。

人気なのはTorelloやGoogleカレンダーなんでしょうが、どっちもちょっとずつ(主にリマインド機能が)物足りない…なんかいいものないかなー。

2023年12月2日 この範囲を時系列順で読む

絵は描いてる

絵は描いてる

全てが3時間遅れなのに起床時間だけ変わってない、みたいな日常を送ってます。

そんなんですが、ちまちまと時間を塗ってトミーウォーカーさんでイラスト納品しているので、絵はほぼ毎日描いてます。

第六猟兵
チェインパラドクス

数年前に活動していたころから現在は窓口やシステムがかなり変わっており、自分としてはかなり活動しやすくなってるなと。

自分自身も当時よりは腕も上がってると思うので、どうにか皆さんのご期待に応えられるよう頑張ってます。毎回試行錯誤で取り組んでるので勉強になるし、多少なりとも向上を感じてます。

トータルで考えると、睡眠時間は減ってるけど心は充実してます。長引くとやばいので私生活は早々に片づけるぞ。

skebさんもしばらく開けてますので、よかったらどうぞ。

skeb

2023年11月23日 この範囲を時系列順で読む

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見てきたよ

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見てきたよ

封切り前のキービジュアルが好きで注目してたら、評判も良かったんで見てきたよ〜。



カッコいい!

現在放送中のテレビアニメの派生作品ながらに、基本的には独立した話なので特に事前チェックもなくすんなり見れました。

話自体は、戦後間もない日本の山村で起きる奇怪な殺人事件をめぐって、強大な権力を持った一族の謎に迫る……というもの。

太平洋戦争の出兵経験のある主人公・水木の視点を通し、民を虐げ搾取する権力者の存在を「売血」に重ねて描いていきます。

PG12指定だけあってはっきりと流血はありますが、個人的にはそこまで刺激的な要素には思えず……題材から言っても子供も見るかもしれないでしょうから、その線引きはあっていいよなと思ったくらい。ホラー要素に関しては風味があるだけでほぼないと思っていい。

ただ自分はこの辺かなり麻痺してるからな〜。次は北野監督の「首」も見たいんだよなって気軽に思ってるくらいなんで。

ともあれ、そんな重々しい舞台とテーマに対して、水木とゲゲ(鬼太郎の父)の交流シーンは軽やかで明るい。そこで育まれた絆と、陰惨な事件への対比が魅力でしょう。

多分今この日本で百億人くらい思ってると思うんですが、「ゴジラ-1.0でやんなかったことやってる」と思いました。

たまたまでしょうが、近い日付で封切りされたゴジラでは戦後日本の傷跡を描きながら戦争責任の描き方が曖昧で、戦争を賛美こそしないものの、「俺たちはもっと上手くやれたはず(上手くやれたら戦争にも勝てたはず?)」という思考が見える作りに対し、
本作では、主人公は出兵経験から権力志向を持つものの、しかし戦争により富と権力を得たものが人間も妖怪も搾取する様を見て、彼が絶望するまでを描いている。

戦争ってなんだったんだ? そこでは何が起きていたのか? 誰が傷ついて何が奪われたのか? そこへの道筋を描こうという意志を感じました。

終盤のあるシーンで、奪われ続け憎しみ続けていたものたちが、赤ん坊の鳴き声に反応して守ろうとする様は、栗原貞子の「生ましめんかな」を彷彿とさせます。

見ていて面白い映画ではありますが、難点を挙げるとすれば、女性の描き方でしょうか。

作中最も傷つき奪われていたとある女性に、できれば気持ちの整理をさせて欲しかったなと。

たとえ一番知られたくないことを知られて絶望しても、それでも自暴自棄にならなくていいと、どこかに回復の道はあるはずだと示せるような、彼女にそういう結論も欲しかったなと思います。

彼女はラストシーンでもチラリと出てきますが、演出から言っても別の人物の広義のケア要員のようにも描かれていて、そこはこれだけ他者に振り回されて奪われ続けた人間が、最後まで誰かの介添人として描かなくても良かったんじゃあないかなと。そういう気持ちも正直ありました。

ともあれ楽しい映画でした。

2023年11月19日 この範囲を時系列順で読む

映画「マーベルズ」を観てきたぞ

映画「マーベルズ」を観てきたぞ

女性たちが元気に仲良くしてる洋画を見るのは楽しいな!!!

アメリカ映画において「女性監督は売れない」なんてまことしやかに言われていた時期もあったそうで、おいふざけんなよアメ公ども〜と思うことしばしば。

そうこうしているうちに、アナ雪で姉妹の連帯を描いて大ヒットし、女性ヒーローの女性監督映画「ワンダーウーマン」が興行的に大ヒットし、完全に女性主人公や女性監督ものの先が開いたのがここ10年のざっくりした潮流の一つだったなと。

ただし、個人的にワンダーウーマンに関しては、この10年でもトップクラスに言いたいことがある映画で。

シンプルに感想を言うと「ワンダーウーマン自身は女性で強くて大活躍できても、あいつは自分以外の女が嫌いかよくて無関心なんだから、多くの女性エンパワメントになりえんじゃろがい」というあたり。

彼女は単騎でバキバキやってるし、腕を組むのはいつだって男性だし、自分が惚れた男のために戦う。彼女の周りにいる女性とは、彼女が捨てた島に住んでる排他的な人たちか、彼女に「それって奴隷みたいね」と言われてる人くらいしかいない。

ワンダーウーマンに自身を投影できないなら、彼女に嫌われるか無視される対象にしかなんねーんだな〜って思うしかない映画だったなと。でもそれがバカスカ売れて、「これぞ新時代の女性像!」みたいな評も当時はいっぱいあったんすよ。イヤんなるね。

そうこうしてるうちにワンダーウーマンに数年遅れて、MCU映画群の中では初の単独ヒーロー映画としてデビューした前作「キャプテン・マーベル」。

軍人上がりのぶっきらぼうな態度で、MCUヒーローの中でも群を抜いたエネルギー量を誇る超強い女性ヒーロー。男性的とも言えるキャラクター像には、やっぱりどうにもワンダーウーマンの影が見える。

しかしキャプマでは彼女の親友にあたる女性が裏に表に協力し、それが彼女の支えにもなっていて、女性の連帯が表立って描かれていたことが当時の自分にはホッとする要素になっていました。

そんな続編に当たる今作「マーベルズ」では、はっきりと女性ヒーロー同士が協力し合う様が描かれていて、より自分に望ましい方向に向かっているなと安心しました。

作中ではディズニープリンセスっぽいパロディシーンがあったりして、私としては「女性が活躍することとは、男性的になることと同義である」という時代から、「女性らしいとされるものを捨てなくたって良い」という時代への進歩に感じるんですよね。

そういうテーマ性とは切り離して考えても、メインになる女性3人の連帯は見ていて微笑ましく、ニコニコしながら見てました。

資源問題を扱うテーマはシビアながらに、気の抜けたコメディも多々あるユーモアと陽気さが根っこにある映画で、MCUの良さってこういうとこだったよな〜と確認できる映画です。

2023年11月18日 この範囲を時系列順で読む

映画「ゴジラ-1.0」を見てきたよ

映画「ゴジラ-1.0」を見てきたよ

とにかく同監督の「アルキメデスの大戦」を見てください。まず話はそこからだ。

多分世間的には「シン・ゴジラ」なり初代ゴジラなりと比較されるんだろうけども、同じ監督のアルキメデスの大戦とかなり直接的な対になっているし、完全にメッセージ性にも通じているわけですよ。

アルキメデスの大戦は、開戦に向かう日本軍部と、それを阻止したい主人公とその挫折を描いた映画で、特に映画冒頭で描かれる海上戦描写では「人的リソースを蔑ろにする日本軍と、人的リソースをできるだけ救済する敵軍」が描かれるんですが、ここは特にゴジラ見た人なら「あー」ってなるで絶対。

あと巨大戦艦の沈没をキノコ雲に被せてるシーンは、ゴジラでもほとんど同じ構図のシーンがありましたね。そういった細かい演出も、大筋としてもアルキメデスの大戦と本作ゴジラは一直線上に繋がる兄弟作品でしょう。

おそらくは企画や制作面でも、アルキメデスの大戦で昭和中期の描写、戦闘描写なども上手くいっただろうから、ゴジラもGOが出たよなと思うくらい、やっぱりキーになってた作品だったと思います。

個人的にもアルキメデスの大戦はとても好きな映画で、原作漫画もそこから読み始めたのですが、その一方で山崎監督の特徴もやっぱりすごく強くでた映画だったのだなとも感じてまして。

というのも、山崎監督の映画に感じるものとして、登場人物については作劇のためのポジションはあっても、人物像・キャラクター像ってものがすごく薄い。ドラマを盛り上げるための摩擦や障害としてのキャラがいるだけで、人間としての生感や実感が乏しい。

その結果、原作付きだとしばしば原作のキャラ像から大きく外れてしまうことが多々ある。アルキメデスの大戦でも、主要人物たちは原作とは名前が同じだけで性格や関わり方がガラッと変わっていました。

原作では疎遠に描かれる主人公とそれを慕う女学生が、映画では普通に親しげな間柄に描かれたり、原作では静かに付き従う従者が映画では主人公の無鉄砲さを止める立場になっていたり……総じて原作ではドライな人物像・相関図が、派手な摩擦やその後のドラマ上のひっくり返しが生じやすいものになっている。

ただ、アルキメデスの大戦はそこが作品にいい風に作用してるんですよね。

特に山場である会議シーンでは、ある種ポップな人物像が作用して迷走する会議も楽しく、っていうか「そりゃ迷走もするわ」と納得もでき、会議としての無意味さが強調され、軍拡に向かう方針がいかに無為であるかのメッセージに通じていく……

会議シーンは原作にあったものですが、映画独自の演出が加わることで、よりメッセージとして強化された例だったと思います。

で、やっとゴジラの話なんですが、アルキメデスの大戦をはじめとして過去作でも見受けられる登場人物たちの「作劇としてのポジション」ぶりが、自分の中でははっきり滑ってたなって。

例えばシンゴジラでは「ドラマがない」と批判されてたけども、マイナスワンでは「ドラマのガワだけがある」という感じ。

どうにも彼らの人生や価値観みたいなものが、スクリーンの向こう側に存在する人間のものとしては考えられずに、ただただ「このドラマに必要だから、この性格だしこの言動をする」に思える。

この人だからこれをしたとか、こんなことする人なんだという感触がない……主人公もしくはドラマを盛り上げる上でこういうことする必要あるよね、と思ったことを、次々と周囲の人物がやってくれてる。とある作中の悲劇についても、「これもしかして?」という予想から外れてなくてちょっと笑った。

展開の予想がつくのは悪いことではないし、これ自体はいつもの感じとも言えるんですが、じゃあそうまでして描いたメッセージがなんだったかと思うと、「敗残兵の個人的リベンジ」に終始しているのも乗り切れないところ。

個人が先の対戦について「上層部が良くなかった。俺たちはもっとうまくやれたはず」と思う気持ちはわかっても、本当にあの戦争で思うところはそれだけだったか? と思わずにはいられない。

もし上手くやれてたら……沖縄が決戦場になることはなく、原発は落とされずに、アメリカに落とし返してた? 東アジア圏の植民地化を成功させてた? そういうこと?

ゴジラというモチーフそのものが、元々が太平洋戦争にまつわる日本人の複雑な感情と反省をベースに生まれた存在であることを思えば、同じく「敗戦の記憶」をモチーフとして再びゴジラを描くのであれば、「戦争を起こしてしまった我々」への内省や批判感情はあって然るべきだったんじゃないか。

アルキメデスの大戦では、負けが見えてる戦争に傾倒する国への嘆きが描かれていたが、そのアンサーともいえる本作でいうことが、この「もっと上手くやれたはず」なのであれば、ひどい落胆を感じずにはいられない。

ゴジラで描かれる敗残兵たちのあの行動原理とは、アルキメデスの大戦で「この戦艦があれば我々は勝てる」といって建造を強行し、そして戦争に投じた軍部側の理屈にこそ近しいものじゃないでしょうか。

同じ展開をするにしても、もっと目配せはできたんじゃないかなー。

人物配置も含めて「大きなドラマの筋のためには細かい機微が抜け落ちて、そのために大きな筋の意味合いにも変化が出る」のも、この監督の癖だったなと。ユアストーリーも、同じ結論でももっとやれたことあるだろうって思うもんな……

映像表現は間違い無く日本トップレベルのものだし、それでいて日本的な感性バッチリで構築されてる絵作りは本当に見て楽しく、ワクワクするもので、それ見るだけでも楽しい映画です。

でも、映画を観た後に「あれ、でもなあ…」立ち止まって考えてしまう、そういう小骨がもしかすると心臓にまで届くような、そういう落ち着かなさも感じる映画でした。

2023年11月17日 この範囲を時系列順で読む

風邪ひいた

風邪ひいた

久しぶりに風邪ひいてます。発熱頭痛に咳が出る〜。

だがメンタル元気で持て余してるので、体調マシな時には絵は描いてます。

自分の絵はどうにもパンチと印象が弱くてスッと流されちゃうなって自覚がずっとあって苦手だったんですが、最近また描き方を見直して少しマシになった気もする。

上達は楽しいけど、しばらくするとまたダメなとこが目について辛くなるので難儀な趣味だな。

今の書き方はどこかでまとめたい。風邪が治ったら、俺、なんかするんだ……。

2023年11月8日 この範囲を時系列順で読む

2024年の同人活動について

2024年の同人活動について

東京コミティア に2回ほどサークル参加予定です。

  • 2024/05/26 コミティア148
  • 2024/11/17 コミティア150


1年先のイベント日程出てくれるの助かる~~~~~~。サークル参加仕様とすると年単位の計画になるし、地方民としては各種予約は早ければ早いほどいいので、正確な日付出てるのほんと助かるんですよ。

近年は赤ブーもすっかり1年後の日程までだしてるし、このままコミックマーケットも……2回先の日程出してくれ……去年まではできてたじゃないか……。

「コミケなんてだいたい同じ日程だろ」とか言ってるから、いつの間にかクリスマス開催が大晦日開催になるんだよ! あと夏コミは結構日程がずれるよ!

何ができるかわからんけど頑張るよ。

#同人活動

2023年11月3日 この範囲を時系列順で読む

映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」をみてきたよ

映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」をみてきたよ



本編がおよそ3時間30分あるんですけど、まー見ていてダレる瞬間がない。驚異的。

ノンフィクション小説が元になっているため、展開も事実に即してか抑揚も少なくかなり淡々と進むんですが、はっきりと「現実にある地獄のひとつ」であることが示されるためか、見ている間もつるつると飲み込めていく。

そう、地獄なんですよね。

1900年代アメリカ、迫害され白人文化への帰化が強要されつつある先住民族オセージ族の土地で、油田が発見されることから物語は始まります。オセージ族は油田からの利益を得たことで「世界最高の金持ち」と称さるまでになる。しかし、だからこそ、彼らは狙われる。

映画では原作小説から大きく構成を変えて、オセージ族を狙う白人たちの視点で終始話が進みます。

主人公は土地にやってきてすぐに、世話役で叔父の保安官から「オセージ族の女と結婚し、その財産を我らが一族に流し込め」と命じられるし、彼自身も夜道を歩いていたオセージ族から金品を強奪しては賭けに興じている。彼も彼の周囲も長年にわたってオセージ族への迫害と強奪を続けていく。強奪目当てのオセージ族の殺人には協力し、オセージ族自身が不審に思って調査を始めてもすぐに阻害する。

それでいて、主人公はしっかりオセージ族の女性と結婚するし、子供をもうけて愛情を持つまでになる。彼は妻を愛しながら、これまでオセージ族の殺人や隠ぺいに散々協力してきた人たちから渡される「薬」を与え続ける。そして、当然のように妻は弱っていく。

これは何の地獄だろうと思わずにはいられない。オセージ族からすれば同族たちが少しずつ殺されていき、白人の妻や夫さえ自分を裏切っている。不審な連続殺人事件に公権力は動かない。

淡々と、軽やかに、時にコミカルに描きますが、白人たちが先住民族に行ったことへの追及は容赦がない。クライマックスの会話シーンの顛末は切れ味にゾッとする。いやーほんとすごい。

それと個人的にちょっと思ったのは「英語とネイティブ言語の使い分け」がすごく丁寧だなと。

作中ではメインの言語である英語と、オセージ族の用いるネイティブ言語が入り混じるんですが、その使い分けがしっくりくる。オセージ族であっても英語話者とは英語で話すし、オセージ族同士だったりオセージ族が強い語調で話すときはネイティブ言語になる。白人側でもオセージ族と暮らしてるような人ならある程度まではオセージ族の言語も理解しているようでした。

これねー、最近ちょうど「ジョン・ウィック:コンセクエンス」「ザ・クリエイター」という、これはこれで「英語とネイティブ言語を使い分け」する映画を見たのでギャップを感じました。こっちの映画群、日本語も使うので特に気になったんですが、「なんでそのタイミングでネイティブになった??」と思うようなタイミングで切り替わるんですよね。

日本語話者同士の会話だけど、1語目は日本語で2語目はネイティブになるとか、英語での会話の途中で日本語しゃべって英語に戻るとか、いまいち一貫したルール性みたいなものがない。あくまでエッセンスとしてのネイティブ言語なので、別にそれ自体にあんまり意味がないんだろうなと。

で、そこへいくとフラワームーンの言語の切り分けは、自分が利く限り非常に自然で、日常にある範囲の切り分けに思えました。そういうところもモチーフとなっているオセージ族やその文化への敬意があるのかなと。

大変良い映画でしたが、余裕があればこちらのラジオ番組も聞くとより作品理解、歴史理解が深まるかも。

そもそもオセージ族が油田を見つけた土地にいたのも、すでにもともと住んでいた土地から追い出されて流れ着いた場所だとか、事件を解決に導いた操作組織も決して先住民に対して誠実な態度ではなかったことなども説明されていて、知れば知るほど本当にしんどい現実が見てくる。

それが現在のアメリカ国家の、そしてネイティブ・アメリカンたちへの理解にも通じて非常に楽しいコンテンツです。



良かったよー。

2023年10月22日 この範囲を時系列順で読む

Switch版「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」クリア感想

Switch版「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」クリア感想

面白かったぞ〜。



昭和後期の東京都墨田区を舞合に、
呪いの力を得た9人の男女が七不思議に隠された 蘇りの秘術の行使を巡って それぞれの想いをぶつけ合う、
群像ホラーミステリーADV.
最後にあなたに待ち受ける謎とは…!?


公式サイト より引用

ダウンロード版のみのロープライスゲームで、クリアタイムも10時間ほど。とは言え、非常に密度の高いアドベンチャー体験ができました。



画面の気になる箇所や人物にカーソルを当てて調べていくアドベンチャー形式なんですが、この使い方がうまかったな〜。

例えば「何やら自分の背後に恐ろしいものがいるらしい」という状況に陥り、自分で振り向かないといけない……という「お化け屋敷は自分の足で歩かないといけないから怖い」を、実地で行くような演出を繰り出してくる。

まずこの「オーソドックスに見えて、なんかすごいぞ!?」と思わせる演出力がすごい。特にプロローグからのタイトルコールの流れは、一気に心が掴まれました。

そんな感じで要所要所にホラー演出はあるんですが、実はゲームのメインは「甦りの秘術」をめぐって相手の命を奪いあうバトルもの。

最近似たようなゲームやったな! 型月ゲームに馴染みある人には、ほぼほぼ聖杯戦争と思っていただいて相違ないです。

バトルは選択肢と会話の中から相手の能力を読み取り、相手の異能力をかわしつつ自分の異能力に有利な状況に導いていくというもの。見た目はただ会話してるだけなのに、一言一句見逃せない緊張感がありました。

そして何よりそんな会話を繰り出すキャラクターたちの個性が素晴らしい。

シリアスな展開が続く中で、全員にちょっとずつすっとぼけた調子があって、恐ろしい状況のはずなのに笑えてくる。漫才のような掛け合いの妙に、キャラクターたちのこと好きになっちゃうじゃんよ。 

みんな刑事コンビが大好きだろうし私も大好きだが、マダムとプロタン組も相当おもろいよな!!???? プレイヤーキャラの中でも一際決意が重い組み合わせなのに、こんなに要所要所ですっ飛ばしてくるのかとゲラゲラ笑ってました。でもちゃんと重いとこもしっかりこなす、名俳優たちばっかりなんよ。それと黒鈴ミヲ中心の別シリーズも頼むわ…。

そう、そんな愉快な側面があるだけに、悲劇的な展開でドラマが光る。

江戸時代の大火や関東大震災を経た土地で、そして太平洋戦争の傷跡がまだ生々しく残る時代。オカルトをめぐる事件の根底には、人間のおぞましさと悲しみが見え隠れする。

個性豊かなキャラクターたちの視点を通じ、時に時空を超えて、甦りの秘術と七不思議に狂わされた人々の顛末を追いかけたその先に、かけがえのないゲーム体験がありました。

楽しかったな〜
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