NSLog

南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

ゲームの不便さは難易度を上げる

ゲームの不便さは難易度を上げる

人生で十何回目かのMOTHER2をプレイしています。

最近気づいたんですが、自分がプレイしている横で同じゲームの実況動画を流していると、目から入る情報と耳から入る情報がだいたい一致するので混乱しないで良いです(適当なラジオ番組を流してるだけだと、情報に齟齬がでてしまってたまに混乱する)

実況配信とそのアーカイブの問題上、だいたい見つかるものはここ数年以内に初プレイした人が中心ですが、それで遊ぶゲーム自体が20~30年前発売のものだと「当時のゲーマーには普通に受け入れられていたけど、今のゲーマーにはそうでもない」というギャップが見えてきてちょっと面白い。

例えば、「買ったアイテムを『そうび』してなくてステータスが低いままで遊んでしまう」とか「逃げるコマンドが成功しなくてその間に負ける」とか、「戦闘中にアイテムやスキルの効果がわからなくなって、勘で使って失敗する」「久しぶりに始めたら振り返り機能がなくて、次の目的地がわからない」とか。

いまのゲーム、もしくは10年前のゲームだったらもうそれらを勝手にフォローする機能は標準装備だったようなものばかりなんですが、いわれてみればこの当時はなかったな~っと思うものもしばしば。

わははと笑っちゃう一方で、よくよく考えれば見逃してると地味にゲームの難易度が上がりかねない要素だなあって。装備を忘れて低いステータスで攻略しちゃうとか、難易度に直結しちゃうもんな。

近年のゲームでも、3Dの描画能力が低い環境で遊ぶと画面酔いやすいし視界不良がおきやすいけど、描画能力が高い環境で遊ぶと酔いづらいし見通しが利くので遊びやすい、とかはよく知られているケースですよね。

当時は、などと老人ぶってますが、たぶん当時も全然そこで困っててやめちゃった人もいっぱいいるんだと思うんですよ。自分も人生の最初に触れたゲームの数本は、何日も触っていた覚えがあるけどクリアできた覚えがないです。

そういうちょっとしたつまづきを少しずつ埋めていって、今日のゲーム文化のすそ野の広さがあるんだよな~と動画を観ながら考えたりします。

(当時は当時で、その前時代よりも快適で便利になってはいて、上世代のゲーマーから「今はこんな便利な機能付いたんだ」と聞いてましたけども)

なお、MOTHER2遊んでる時のお供はこの辺です。







何回やっても新鮮に楽しいからゲームってすごいよな。
RSS