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南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

四季の中でも冬がない

四季の中でも冬がない

と思ってるんですよ、最近。

世間(ネット)だと「秋がなくて夏と冬ばかりだ」なんて言葉をよく聞くのですが、私の認識だと「ずっと冬がこない」なんですよね。

自分の中で冬の象徴とは「降り積もる雪」であり、それがないなら冬未満の秋がずーっと長引いているな、としか思えない。

そこへいくと、ここ10年ほどは本当に雪がない。降りはするけどとにかく積もらない。朝起きて道路のアスファルトが見える程度にしか降ってないなら、昼にはもう消えてなくなってしまう。雪が積もっていない。

かと思えば、無雪だった風景から、ほんの3時間ほどで膝上まで積もってしまうようなドカ雪がランダムでやってくる。うちの地域じゃなくても新潟や東北、北海道、はては中国地方とかで起きてたりする。もうドカ雪ガチャとしかいいようがない。

でもそんなドカ雪も、2週間もするとすべて消えちゃう。あれほど猛威を振るった雪の物量が、10度ほどの気温にやられて文字通り影も形もなくなってしまう。少し前ならそれだけ積もれば春先まで根雪になって残っていたけど、まだ1月なのにカラっと消えてしまう時がある。かと思えばまたドカンと積もる。その繰り返し。

雪が消えやすいのは、私の居住区が以前よりもちょっとだけ南に移動しているというのもあるんだろうけど、実家に戻っても似たようなものなので、やっぱり今は四季の中でも冬がない。

国連の気候変動に対する声明の最後が「今なら対価を支払えますが、引き延ばすとはるかに高額になります」と、経済効果に対する説得であるの、人間社会の行動原理をよく知ってて好き。

https://www.unic.or.jp/activities/econom...
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