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南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

2024年7月3日 この範囲を時系列順で読む

6月を振り替える

6月を振り替える

ずっと倒れていた記憶しかない。

5月末にコミティア終わって、すぐに私生活が忙しくなる予定があったんですけど、でもそれは予見されてたことなのでノーカン。

しかしその忙しいさなかに食あたりを起こしてしまい、丸一日、嘔吐と下痢を起こしてぶっ倒れる。

数日で収まったものの、いうて胃腸にダメージが残ってるのか、それから2週間ほどちょっと何か食べるたびすぐにお腹を壊す。

まだ胃腸にダメージが残っている段階でにじGTAがはじまり、それからの10日間の平均睡眠時間が3~4時間くらいになる。悔いはない。



にじGTA、楽しかった~。心がまだにじサントスにいたがってる。

開催中の頃にどんだけ切り抜きやアーカイブを見ても「これは現在進行形で動いている物語の一部」と感じて見れてたが、いまそれらをみると「こんなこともあったな。懐かしい」ってちょっと思っちゃってる。終わってしまったことがさみしい。

心身が落ち込んでるときに活性剤のごとく奮い立たせてくれました。ありがとう、にじGTA。

2024年6月1日 この範囲を時系列順で読む

映画「マッドマックス:フュリオサ」見てきたぞ

映画「マッドマックス:フュリオサ」見てきたぞ

2015年に世界の映画史を塗り替えた「マッドマックス 怒りのデスロード(以下FR)」のスピンオフだーーーーーーーーー!!!

荒れた大地とすみわたる空の下で、美しく精緻な構造と色彩で彩られ、血とガソリンと爆発の中で誕生する英雄フュリオサの始まり。

前作FRでは監督自身が「一つのチェイスで繋がる映画を撮りたかった」というだけあってとにかく展開が止まらない作品でしたが、フュリオサは6章からなる物語で作中時間も15年かかっておりかなり趣は異なります。

バイオレンス描写ははっきりと増えてます。元々相当に殺伐とした世界観ではあるんですが、FRではスピード感が凄すぎてパッと流れちゃってたようなものが、本作は普通に正面から撮るので苦手な人は要注意。

前作ではかすったくらいだった世界描写も、今作ではそれが本旨かなってくらいにあの世界の街の様子が正面から描かれていて楽しい。

あんなに殺伐とした終末世界なのに、どこか歴史と文化の重厚さも感じる手つきは、同監督の「アラビアンナイト 3000年の願い」と彷彿とさせます。西アジアの煌びやかで崇高な文化が、マッドマックスの世界にも生きているんだなあ。

で、ストーリーはガッツリFRに接続するし、不屈さと希望を感じる終わり方にグッとくる。

「何者にも屈しない」と面一発で語るフュリオサの瞳が印象的で、それでいてその所作は冷静沈着そのもの。なんかねーほんとこの一切の無駄をと怯えを感じない立ち振る舞いに見惚れちゃうんだよね……こんなん好きになっちゃうよ!!!!

その一方で「こんな目に遭ってるのに故郷は……」と後の展開を思って泣けてくる。涙を流すシーンはいくつかありますが、彼女が慟哭するのはあのシーンだけなんだ……。

そう、今回の映画でわかったのは、フュリオサ自身の復讐はここで一旦けじめがついてること。イモータンジョー自身にも多少の恨みはあるとしても、彼女がFRで逃避行を選んだのは、決して恨みだけじゃなかった。

彼女は母との約束、故郷へ帰ることを渇望してたし、それは彼女の生きる理由そのもので、生きたいからこそ囚われの子産み女たちを引き連れてFRの旅は始まった。

フュリオサが、逃亡の手伝いになるとはいえない彼女らを連れ出したのは、復讐の果てに見つけた「我欲の成れの果て」に向き合ったからだろうか、と。

エゴ以外の何かを連れて、生きるために逃げ出す。それは英雄と呼ばれる素質なんじゃないでしょうか。

エンドロールを見ながらそう考えて、なんだか心が元気になりながら帰ってきました。

2015年、マッドマックスFRは前知識なしに日本での封切り日翌日に見て、そこから半年くらいずっとこの映画のこと考え続けるくらいに刺さってしまった時代の大傑作だと思っています。

観たその日はずっと「うわ、これからはこの映画がある世界なのか」「これから生まれるあらゆる映画や創作物は、この映画と比較されてしまうんだ」とぐるぐる考えてしまってたのを覚えています。

その後、世間でもこの衝撃が伝わり、カルト的人気を誇るわけですが、あの時まだ誰の感想も評論も見ないままに映画観てショックを受けたのはほんとに得難い体験でした。

あの時の衝撃は今もあるし、実際やっぱり「変わった」実感もあって、時代を目の当たりにできたこと誇りに思っています。

フュリオサも一本で楽しめる映画ですが、是非ともここからマッドマックス怒りのデスロードも見て欲しい。これが世界を変えた一本ですよと。

2024年5月26日 この範囲を時系列順で読む

コミティア148お疲れ様でした!

コミティア148お疲れ様でした!

先ほど帰宅して最低限の片づけしてこれ描いてます。

気が付けば新刊の予告だしてなかったや……今回、予定していた構想の話がまとまらないし、やけに風邪ひくしでいつも以上に製作時間がなかった……

イベント楽しかったー。どんなイベントでも参加するとなんかのパワーをもらってると思う。

そんなイベント新刊ですが、事前に予告していた通り全文アップしてきました。良かったら読んでもらえると嬉しいです。



次は11月のコミティア150に申し込み予定です。スペースもらえるといいな。

#同人活動

2024年5月1日 この範囲を時系列順で読む

ホルベイン絵の具の新色欲しい侍

ホルベイン絵の具の新色欲しい侍



最近絵の具欲しいしかいってないけど欲しいから仕方ない

うきーーーーーほしいいーーーーーーー

2024年4月29日 この範囲を時系列順で読む

ARG「かがみの特殊少年更生施設」をプレイしました

ARG「かがみの特殊少年更生施設」をプレイしました

うおーーーークリアしたーーーーー!! 丸2日使ったーーーーーー!!! そんなことしてるばやいじゃないのに!!!!

愛宝学園かがみの特殊少年更生施設

リンク先は一見よくある施設案内のウェブサイトに見えますが、フッターには「このWebサイトの内容は考察コンテンツのために作られたフィクションであり」と但し書きがある通り、施設自体がフィクションです。

このページを閲覧しながら気になるワードをピックアップし、右上の検索フォームを使って隠されたページとこの施設の謎に迫る、という謎解きゲームです。

なかなか説明が難しいゲームなので、詳しくはこの辺読んでください。

実在するWebサイトを舞台としたミステリーゲーム『かがみの特殊少年更生施設』が無料公開 ― サイトは120ページ以上で構成。最深部である“LEVEL10の機密情報”にアクセスし、施設の秘密に迫れ(電ファミニコゲーマー)

実在するサイトを調査して,最深部の機密情報にたどり着け。体験できるモキュメンタリー映像「かがみの特殊少年更生施設」,本日公開(4Gamer.net)

ざっくり見ている分にはまあよくある施設案内……とみせかけて、特に生徒作品群を中心にざわざわとした不安が現れ、よくみると……? と思ったころにはぐいぐい引き込まれていました。

ページ中にヒントらしいヒントは多くないので、詰まる人はたぶんすぐ詰まる。そんなときは公式にアップされているこちらの動画を見ると、序盤の主な謎解きと基本の考え方が説明されているのでぜひどうぞ。最初に見た時は思ったより踏み込んでいるのでネタバレかな? と思いましたが、振り返ってみると全然序盤です。



また本企画に関連したXアカウントが開設されています。一見関係のないアカウントに思えますが、サイト情報を探っていくうちにその重要性もわかるでしょう。



必須な情報は上のYoutube動画とXアカウントくらいで、部分的に一般的な知識が必要になりますが、サイト情報を元にネット検索するとパッと出てくるレベルです。とにかく必要なのは「このワードでサイト内検索したら何かが出てきそうだ」という勘。この感じは非常に現代的だな~と感心します。

あと、公的機関にしばしばある雑なパソコン知識と雑なネットセキュリティのパロディみたいで、進めていくとちょっと笑える。

こういった構造だからか、いつ始めてもいいし、いつ中断してもいい。セーブもなく、ただただプレイヤー1人1人の「観測」し「知る」ことで何かが進展していく。果たしてその先にあるのはなんなのか?

なんとも得難いゲーム体験でした。

2024年4月28日 この範囲を時系列順で読む

今年一番笑った動画暫定一位

今年一番笑った動画暫定一位



つい先日公開された動画ながらにすでに何周も見ており、そして同じとこで何回も笑う。



酔っ払いがクイズ参加してはちゃめちゃになるというと、この動画も好き。

2024年4月27日 この範囲を時系列順で読む

映画「陰陽師0」を見てきたよ

映画「陰陽師0」を見てきたよ

原作やコミックは未読でうすらぼんやりタイトルは知ってる程度ですが、多分これあんまり原作関係ないやつですよねそれはわかる。

陰陽道と言いつつ、現代人にも理解しやすい科学的な視点で分解し、でも作中でハッタリ利かすところは利かしてみせる(集団催眠てそんな長時間かかるか?とか)というバランスが良かったですね。

視覚効果が強調されてる予告でしたが、使い所は限定的で短めで、スペクタクル感は思ってるよりは弱く感じました。中盤の大立ち回りもワイヤーを駆使して大きく動く割に、微妙にカメラに収まっておらず迫力不足でもったいなかったな。

それよりも、大きなセットやロケを多用したドラマパートが楽しかったなあと。もっとミステリーパートを長くして、あの学舎や街並みの中を彼らが行き交う様はもっとたくさん見たかったな〜。

それと衣装の使い方が良かったですね。身分の高いものは分厚く濃い色の服を着て、低いものほど布がくたびれた質感になっており、後述する安倍晴明の異様さも衣装で演出されてたように思います。

あとは何より主人公安倍晴明とその相棒の源博雅のキャラクターが魅力的。

晴明を演じる山崎賢人氏は、これまでは活発な青年役が印象的でしたが、感情の起伏が小さく抑えた演技も良かった。

アクションも上手い俳優さんながらに華奢な人だなと思ってましたが、本作ではその細さがキャライメージにも合ってました。周囲と違って一人だけ体の線が出やすい衣装なのも、その性質をより際立たせていて上手い演出でした(周りの男性陣は肩や胴回りをふっくらと厚みを出す構造の服なのに、晴明は肩から腰にかけてストンと落とした衣装)

染谷将太氏が演じる博雅の、情緒に溢れたキャラクターとのバディ感が気持ちよく、この2人の化学反応は本作一番の見どころと言っていいでしょう。

次回作があるかどうかはわからないところですが、彼らの表情やドラマに注目したものだったら良かったな〜と思うくらい、ずっと見ていたくなるコンビ感でした。

劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星』を見てきたよ

劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星』を見てきたよ

原作は飛び飛びで読み、劇場版はゼロの執行人から見始めるというミーハーですよろしくお願いします。

正直そこまで期待して見てるわけでもないんですが、「とにかく派手な絵面と展開でドカンドカンを安定してやってくれる」という一点で毎年楽しみです。

そんな私はゼロ執や黒鉄よりも、今年の方が好きかな〜。

絵的に派手なのは名前あげた作品たちなんですが、この辺は派手さ優先で元々薄い話がさらに薄く話が前後で繋がっておらず、それでいて当番回のキャラには大きく尺をとって魅せようとするから、唐突に心理描写が始まるな、と感じて個人的にはそこまで評価が高くないです。

今回は、謎解きはあくまで物語を駆動するための装置で、半ば都合よく次々明かされていきますが、やりたいのはそうやって展開が動く中でのドラマ部分だと受け取りました。

キッドと警察の関係、ゲストキャラの人物関係、そして服部とコナンとキッドの距離感。やや情報過多ではありますが、ドラマを繋げて、ここにしかない場に到達しようとしてる点は評価したい。

あと、函館警察vs外国人マフィアvsテロリスト24時!!!って感じで、街中で発砲も爆発起きるし、完全に函館の街が抗争状態なのに登場人物らが誰も気にしないのが狂ってて良かったですね。

いや気にしろよ。今更コナン世界にそこいってもしょうがないんか……。

とはいえ、「函館に眠る宝」の真相は好みでした。こんな諍いの結末は、恐ろしく無為であるべきだ。

ラストで明かされるとある設定は、「ん??あれ??これ既出????」と思わず調べましたが初出情報らしい。劇場版でそんなことするのかーとちょっと驚き。

来年も見まーす。

映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」を見てきたよ

映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」を見てきたよ

我らがモンスターバースの最新作が出たぞー

ご存じゴジラさんを中心とした怪獣サンたちが集結!! 地球の覇権を狙う新たな怪獣たちとどったんバッタン大騒ぎ!!

とにかく怪獣が暴れてくれたらいいんじゃい!!っていう映画ですが、実際に映画館で隣になった小学生くらいの男子が、ゴジラの登場シーンで「かっこいい……」と呟いてたの良かったです。

個人的には、ゴジラやコングはカッコいいけど、敵役の怪獣が毎回ちょっとダサいのが辛いなと。

今回の敵役「スカーキング」は過去にゴジラとも戦い封印された強敵ですが、やってることがせこい。暴力で支配し、子供や年寄りコングたちを虐め抜き、自分以上に強い古代竜を従えることでようやく上位に立ってるだけで、めちゃくちゃ小物なんだよな〜。

こういうのは敵役にもかっこよさや格の高さを見せてほしい〜。

あとこのシリーズのゴジラはモスラにはちょっと頭が上がらないタイプで、勢い喧嘩初めてもモスラさんの仲介で待ってくれるが、そこもちょっとゴジラの格を下げてるように思えて好みではない……いや歴代のモスラにそういう要素がないとは言わんがー。

総じて、「人類の意に沿わず、人類文明を破壊しうる暴力装置」を信じてるようで信じてないというか、「どこかで制御できるものである」と考えてる感じが怪獣に対する解釈と違うなと。「どうやったって襲いくるもの」という側面に、ひたすら目を瞑ってる感じが危なっかしい。

そんな怪獣サンを上位存在に置き、人類の文明や人類がどんだけ毀損しようとも構わないガンギマリ人類組織のモナークが本当に異様。

一応ゴジラもコングも人類を守ってくれてる風だけど、でも全然こいつらも都市を大破壊しまくってるんで、これを守護者として仰いでるモナークまじ過激派異常集団なんだが、作中で「人間も食物連鎖の一つ。怪獣はそのことを思い出させてくれる」というセリフがありますが、その割に怪獣たちのコントロールも志向してるように見えて、どうにも作り手の欺瞞を感じる。

今作でちょっと面白いなと思ったのが、「発声」以外のコミュニケーションが多く表現されてたこと。

主人公の博士と娘は手話で会話するし、地底文明の人類やコングたちとはほぼ身振り手振りで会話する。それでも映画を見てる側にも何を言ってるのか、やりたいのかが伝わってくるのは、異文化や異種族を描く上で効果的な演出だなと。スターウォーズシリーズでもよくありますね。

考え方の違いは感じますけど、でも怪獣たちが躊躇なく建造物を倒しまくって大暴れする様に惹かれる気持ちはよくわかる。次回作があるかはわからんけどどこまで行くのかは気になるシリーズです。

2024年4月26日 この範囲を時系列順で読む

クサカベの新色絵の具欲しい侍

クサカベの新色絵の具欲しい侍



うきー欲しいー

コミティア原稿終わったら買うーーーーー

あとさらに言うと作業机がもう一つ欲しい……絵の具広げる用とパソコン置く用で二つ。そんな広げて活用できるのかって言われそうだが、使える机が広がる分には良かろう、たぶん。
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