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南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

ARG「かがみの特殊少年更生施設」をプレイしました

ARG「かがみの特殊少年更生施設」をプレイしました

うおーーーークリアしたーーーーー!! 丸2日使ったーーーーーー!!! そんなことしてるばやいじゃないのに!!!!

愛宝学園かがみの特殊少年更生施設

リンク先は一見よくある施設案内のウェブサイトに見えますが、フッターには「このWebサイトの内容は考察コンテンツのために作られたフィクションであり」と但し書きがある通り、施設自体がフィクションです。

このページを閲覧しながら気になるワードをピックアップし、右上の検索フォームを使って隠されたページとこの施設の謎に迫る、という謎解きゲームです。

なかなか説明が難しいゲームなので、詳しくはこの辺読んでください。

実在するWebサイトを舞台としたミステリーゲーム『かがみの特殊少年更生施設』が無料公開 ― サイトは120ページ以上で構成。最深部である“LEVEL10の機密情報”にアクセスし、施設の秘密に迫れ(電ファミニコゲーマー)

実在するサイトを調査して,最深部の機密情報にたどり着け。体験できるモキュメンタリー映像「かがみの特殊少年更生施設」,本日公開(4Gamer.net)

ざっくり見ている分にはまあよくある施設案内……とみせかけて、特に生徒作品群を中心にざわざわとした不安が現れ、よくみると……? と思ったころにはぐいぐい引き込まれていました。

ページ中にヒントらしいヒントは多くないので、詰まる人はたぶんすぐ詰まる。そんなときは公式にアップされているこちらの動画を見ると、序盤の主な謎解きと基本の考え方が説明されているのでぜひどうぞ。最初に見た時は思ったより踏み込んでいるのでネタバレかな? と思いましたが、振り返ってみると全然序盤です。



また本企画に関連したXアカウントが開設されています。一見関係のないアカウントに思えますが、サイト情報を探っていくうちにその重要性もわかるでしょう。



必須な情報は上のYoutube動画とXアカウントくらいで、部分的に一般的な知識が必要になりますが、サイト情報を元にネット検索するとパッと出てくるレベルです。とにかく必要なのは「このワードでサイト内検索したら何かが出てきそうだ」という勘。この感じは非常に現代的だな~と感心します。

あと、公的機関にしばしばある雑なパソコン知識と雑なネットセキュリティのパロディみたいで、進めていくとちょっと笑える。

こういった構造だからか、いつ始めてもいいし、いつ中断してもいい。セーブもなく、ただただプレイヤー1人1人の「観測」し「知る」ことで何かが進展していく。果たしてその先にあるのはなんなのか?

なんとも得難いゲーム体験でした。
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