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南柯そう/仲村のなんとかその日暮らしログ

石川に住んでいると、

石川に住んでいると、

地元住民から「石川はずっと曇ってるから」とちょっと自慢気に(なんで自慢げなのかはわからない)言われることが多いんですが、人によっては「日本で一番曇ってる」と続けることもあって。調べたら石川県の日照時間は万年最下位というわけではなく、基本的には東北地方の方が短い。

まあそういうデータ面での誤信はさておき、でもそれくらい住民らの中で「石川はずっと曇ってる」意識が根強いのが昔から不思議でした。

というのも、隣県の富山出身としては、石川とそう気候が変わらないはずの富山で「ずっと曇ってる」意識がここまで強かった記憶がないなと。

もちろん雪国だし冬になったら基本的には曇り空だから、それを指して「曇ってる」と評することはよくありますが、それにしてもわざわざ「ずっと曇っている地域だから」と口にするケースは、富山ではあんまり見た覚えがない。

あれかな、地域のキービジュアルのせいかな。富山のキービジュアルって、だいたいは「晴天の向こうに立山の白峯が見えるやつ」なので。私自身、地元の冬のイメージって雪が降りしきる光景以上に、たまのスカッと晴れた日に見える白い山脈のイメージが強い。

石川のキービジュアルはだいたい雪の降る中での兼六園や茶屋街だから、実際の日照とか関係なくそっちにイメージが固定されてるのかもしれん。

と、みぞれ混じりの雨の中考えてました。
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