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「after morning 徒花の妖精姫3」あとがき

恒例になりつつあるあとがきです。前回分と合わせて読むといいかもよ!


というわけで、前巻から続いたこのエピソードはこれにて終わりです。

書きたかったことはだいたいこっち側に含めた……つもりだったんですが、結構つめつめな中身になってしまい読みづらいところが多々あったことを反省しております。創作同人誌なんて好き勝手かけよーって思うんですけど、かといって誰にも読めないものを描くつもりもないので、読みやすさ、とっつきやすさは重々心がけていきたいと思っております。次こそがんばる。

それで、ネタとして書きたかったのはなんだろうな、メリアが貴族連中に彼女なりに怒りをみせるところと、クルスはそれに対して流し気味なところのギャップとか、あとはクルスの過去の人付き合いですね。

これ本当に致命的な反省点なんですけど、宿のオーナーの名前がコラリアさんです。一瞬だけ名前が出てます。なんでしょうね、放っておくとキャラクターの名前が一切出ないんですよね、自分のマンガ。でも紹介しないのもなんだし無理やりいれたんだけど、かえってわかりづらくなったなと。いれないままでもよかったじゃん?と、思い出すたび「ぐおお」ってなってます。

メリアさんはあれで感情が強くてどばっと行動力が溢れる性格に対して、クルスは割と流し気味というか、処世術だと思って振る舞う性格です。よく考えたらこの性格で噛みあうのかしらと思うのですが、メリアはメリアで「この性格では共にいられないな」と思ってるし、クルスはクルスで「変わっていかなきゃいけないな」とメリアを見るたび思うような、そういう変な噛みあい方が出来てる二人ですね。なんでこうなったんだろうな。

2巻でも少しだけ触れましたけど、状況がこの二人というペアを生んだだけで感情でつながってるわけではないので、共に生活するなら噛みあうか噛み合わないかのどっちかしかないんですけど、噛み合うにしても他に方法なかった? って思ってます。

好きか嫌いかでいったら嫌いじゃないけど、好きだからって一緒にいるわけじゃない。でも互いに思いやってはいる。他人の距離感だけど、他にない距離を感じる。なんなんでしょうねこの二人。わかってるようなわからないような。描いてるこっちもわからない。わかろうとして描いてるのかもしれない知らんけど。

あとは、地味にチッタさんとメリアのやり取りも気に入ってます。いままであまりキャラを前に出せてなかったので、フェルムとの差別化もできたかしら。フェルムはそのまんま忠心が強いタイプですが、チッタはそれと比べて割と主人に対してクレバーな、でもそのクレバーさこそ主人のためだと思っているタイプだと思っています。二人でいるとニコイチになっちゃうけど、そういう区別はつけたいと思う。

コラリアさんと女中二人(この二人も元娼婦です。名前はあるけどまあそのうち)とメリアとの会話ももう少しネタがありましたが、流れからいって入れられなかったなあ。そのうちひょっこり入れてるかもしれない。

とはいえ、書こうと思ったものは書けた、と思う……上手く書けているかどうかは別として。

一応もう少しだけ続きます。いや、もう少しといったけど、どのくらいまで続くかは自分もわかんない。

前のあとがきでも描きましたが、二人の物語は常に「めでたしめでたし……で終わりにならなかった」だと思っていて、続けようと思えば続けられるけど、終わろうと思えば終わることもできる。全部描こうとするには彼らの人生全て描く必要があるのかな、という予感があります。終わらせるにも技術が必要なのだなあとひしひし実感する次第です。難しい…。


なんぞありましたらマシュマロなどから、ご意見・ご感想いただけると嬉しいです。

南科そう(ナンカソウ)

デジタルにも「アナログ感」なるものを追い求めるオールドタイプヒューマン。

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