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「debutant 徒花の妖精姫2」あとがき

コミックマーケット94が(もう結構だいぶ前に)終了しました。当日お立ち寄りいただきありがとうございました。

また通販でも当サークルの発行物をお手に取ってくださった方も本当にありがとうございます。イベント前に予約していただく方が多く、発行前に期待してもらえるんだと実感できて、イベント参加とも合わせて日々の糧になっています。

前回は本体にあとがきを入れられなかったのでブログに書いていたんですが、長々書けるし、自分でも頭の整理になっていいなーとおもって今回もやってみようと思います。


前の本を書き始めたときには全く続編について頭になかったと思うんですが、描いてるうちに「その後」のエピソードが複数思い浮かび、ウェブ漫画でやるにはちょっと重いなあと思って、気が付いたら書き出すのは既定路線になってました。夏コミもその時点で申し込んでましたが、普通に既刊だけでいいやーって申込時は思ってました。

ねー、コミケねー。数えたら3年ぶりで。前は犬猫漫画で申し込んでたはずですけど、そもそも創作漫画描き始めてもうそんな経ってんの??? という驚きと進展のなさに絶望が。確か申し込まなくなる前までは割と義務感もって申し込んでたんですけど、まー、落ちる落ちる。連続で落ちたり日程が悪かったり、現地の環境以外にもなかなかしんどいのでしばらくお休みしてました。コミティアは(コミケと比べたら)楽だなあ。冬は(どうせ落ちるので)スルーして、来年以降はどうするか考え中。

コミケ話になってしまった。

そう、「その後」のエピソードは実は他にもあって、どれにしようかなーと結構ぎりぎりまで迷って今回のエピソードに。なんでしょうね、王子様お姫様っぽさ出したかったのかなたぶん。

やっぱりなんというか「その後」というキーワードが重要で。どうにか一緒に暮らし始めたところで、まあ普通に整備されてない野山に登山みたいな人生しかない2人だし、それを自分でもみてみたいなあという気持ちがあります。

設定とか展開はシリーズものっぽいていではあるんですけど、正直結末や全体の落としどころみたいなものはさっぱり考えてなくて、場あたり場あたりで考えること優先してて、あんまり結末を考えることは考えないようにしてます。

というのも、1冊目の段階でも今でも「このあと末永く暮らしましたとさ。めでたしめでたし」で終わっても全然いいと思ってるんですけど、ただこの二人の在り方を考えるとどれだけ節目っぽくても毎回「そうはいかない!」と遮ろうとする考えが浮かんできます。

1冊目で見せたクルスの目的、メリアの目的それぞれを達成させるには、それぞれの人生を描かないといけないよなって感触だけあって、うーんそれはちょっと大変だなあと自分でもしり込みしているところもあり。とはいえ、なんかいい感じに二人に区切りも設けてあげたいな、と。

クルスとメリアは性格も重なるところが少ないですけど、ほとんど唯一「ロールプレイが得意」という共通点があると思ってて。求められた役割に対して、とりあえずやろうという姿勢はみせるタイプだと思います(クルスは意欲はあっても毎回上手くいくわけではなくて、メリアは意欲もあってだいたい上手くいくという差ある)

そんなわけで、何事もなければだれに反抗するでも変化を促すでもなく、何事もなく「夫婦という関係をする」と思うんですが、ただこれは1冊目のあとがきでも書いたことですけど「そうはならなかった」物語だと思うし、「もうそこには戻ることもない物語」なのだと思っています。

なので描けば描くほど「そうはいかない!」ってなっちゃうという。

正直いうと、このエピソードは次巻で一区切りなんですけど、ここからが描きたかった箇所でもあるので今のところあまり話すことなく。その時はまたあとがき書いてます。

南科そう(ナンカソウ)

デジタルにも「アナログ感」なるものを追い求めるオールドタイプヒューマン。

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