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透明水彩と型抜きとマスキングテープを使った白抜き実験

思いついたのでやってみた実験。

幅広のマスキングテープを薄い紙に張り付けて、クラフトパンチで紙を抜いて、シールみたいに水彩紙に張りつけてその上を水彩絵の具で塗ってみるというもの。上手くいけば模様の白抜きが楽になるかなあと思って試してみました。


で、実際にやってみて乾いてはがした後のもの。なかなかいいんじゃないでしょうか。即席マスキングシール数を増やせば同じ形の白抜きをたくさん作れるので、いろいろ使い勝手はありそう。

乾いてはがした後

細かくて尖ってる箇所は筆でちょいちょいしてる間にめくれやすく、端がにじんだり輪郭が丸くなるので、気になる場合はできるだけそっと塗るようにするといいかと。

あと、まっさらな紙にマスキングテープを張り付けたら後で紙からはがせなかったので、あらかじめ紙に切れ込みを入れておいてそこにかぶるように抜いておき、少し曲げたら切れ端が出るようにするとよいです。

念のため。クラフトパンチメーカーが型抜き後の物について利用規約を設けている場合があるので、使う前に念のためメーカーサイトなど検索してみたほうがよいです。特に海外メーカーは営利利用時の規約をカッチリかいてるケースが多いです。

このメーカーはどこにも書いてないから大丈夫!というわけではなく、万が一アウトといわれたらアウトになる可能性はある(特に複雑で他にない形状の場合)ので、敬意を払って用途はよく考えて使いたいですね。

使用画材
ウォーターフォード紙

南柯そう(ナンカソウ)

デジタルにも「アナログ感」なるものを追い求めるオールドタイプヒューマン。

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