180103.jpg

あけましておめでとうございます。

昨年は生まれて初めて描いた創作シリーズを終えて、その経験をもとに新しい作品を書きだした、なかなか自分としては大きな展開のある年でした。ほんというと昨年内に新しい作品も終わらせたかったわけで、そのあたりは今年の宿題ですね。


今年はまず、5月コミティアで「徒花の妖精姫」の完全版発行を目指して頑張ります。準備号になってしまったのは自分の至らなさゆえですが、ただ周囲で「よかったよ」と声をかけてもらえたことは大変ありがたく、いま行動するための励みになっています。裏切らないようがんばります。

夏コミ参加も検討しています。5月の新刊持ってコミケにも参加しておきたいなと、年末急に思い立ったので現在申込書を通販中です。新作はどうかなあ。当落もあるので、このへんは近くなったら考えます。

あとは5月コミティア参加までに、月2回くらいのペースでネットにマンガ投稿していこうかと思います。いわゆる販促です。どうせ作るなら少しでもフックのある人に届けばいいなと、できるアピールはやりたいなーと思うタイプです。

ネタについては「徒花の妖精姫」を作るにあたって、「思いついたけど同人誌に入れるスペースがない」ものです。だいたいいまのところメイン二人があーだこーだしているだけなんですが、つまり同人誌の中身はそういうことだよ言わせんな恥ずかしい。

そんな「徒花の妖精姫」は、割と手探りというか、ほんとにこれでいいんだろうかと自分の中ではすごく意識して描いています。裏を返すと、「ウケてほしい」という気持ちが結構あります。

ひとつ前の記事でもいってますが、一番最初に創作マンガを描きだしたのは「相互フォロワーにウケたら続きをかく」だったんですけど中身については完全に手癖だったので、「徒花の妖精姫」はもう少し戦略的に考えて「ウケてほしい」と作っています。

それで意に添わぬものを描いているというより、自分ならこれ読みたいなと思うものを「これを他人に読んでもらうにはどうすればいいだろう」に調整しているような感覚です。結局は自分が面白いと思うものを同じように面白いと思ってほしいわけなので、自分の中の「面白い」がないと続きは作れないな、というのはひしひし感じています。

遅まきながら作劇の指南書や、作品世界に必要な資料などを読み始め、だいたいどれも読むと納得するけど「はて実践するにはどうすれば?」と頭を悩ますコッテコテな日々です。自分の至らなさを見つめる作業でもあるので、この辺は正直苦しい。

総合的な成否はいまのところ正直よくわかっていませんが、それだけに閲覧数が、RTが、いいねが1つ増えると喜びを感じて、トータルでは人生楽しいです。

物語と登場人物らの行く末はだいたい決まってるんですけど、最終的に読んだ人たちから好きに愛されてくれるといいな、と思います。

南柯そう(ナンカソウ)

デジタルにも「アナログ感」なるものを追い求めるオールドタイプヒューマン。

更新通知を受け取る